「学生さんのまちおこし・地域づくり事業」成果報告会

3月6日(木)に、佐世保市松浦町JA佐世保ホールで「長崎県学生さんのまちおこし・地域づくり事業」の成果発表会が開催されました。

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この事業は、長崎県の地域政策課の取り組みで、長崎県を舞台に活動する学生さんのグループに対し、魅力的な内容を県の補助事業として採択し、応援するものです。2007年度には、26の学生のグループの企画が集まり、7月の企画コンペを経て9の企画が採択され、そしてこの3月6日にはその9 の学生グループの成果報告に至りました。

この事業の興味深いところは、学生さんのグループはその取り組みを行うにあたって、地元の企業・団体と協働して企画を提案し、実行する必要があるということです。学生さんには、取り組みを成功させるだけではなく、地域づくりを行うために地域に入って活躍をしてもらいたいという思いがこめられているわけですね。

この事業に、私たちNYUも参画し、長崎市青年協力隊(NESTS) が この9つの学生グループのうちの長崎大学経済学部の学生さんのグループ「コミュニティビジネススクエアながさき(CBSN)」と協働して、『カラ破り学生求ム!』というプロジェクトに取り組んできました。6月の応募・7月のプレゼン・12月のイベントと、いろいろな場面で学生さんたちと一緒に取組み、そして刺激をもらっていました。

さて、今回の長崎大学経済学部の学生さんとの取り組みを終えるにあたって、成果報告会では協働団体として事業と企画に対するコメントを求められました。残念ながらNESTSからは参加できませんでしたので、メッセージを伝え、代読してもらいました。

以下、そのメッセージをご紹介いたします。

 

長崎市青年協力隊の大神と申します。

私たちは、長崎市を主な活動範囲とする、いわゆる青年団という集まりです。
いわゆる青年団という集まりは、これまで地域に集う若者の居場所として機能してきました。しかしながら、進学率の向上によって、地域から若者が出て行くとともに、大学などが新しい若者の居場所として地域から離れて機能するようになってきました。今回の「学生さんのまちおこし・地域づくり事業」への参画については、私たち青年団の21世紀なりの姿を考える際に、非常に意味のある事業となりました。

一緒に活動を行ってきた学生さん、指導教員の先生方、そしてこういう機会をいただいた皆様に感謝しております。

さて、今回の「カラ破り隊」と私たちとの取り組みですが、地域側の私たちからみてポイントとなるのは次の2点かと思います。

第一の点は、本体のCBSNの弱かったところともいえる、地域の団体と学生との橋渡しを実現するとともに、それを目的とした取り組みであったということです。
私は毎月のCBSNによく顔を出していますが、水曜夜の例会であるがゆえに学生さんとの接点はあまりなく、他の方とともに、学生さんともっと接点を持ちたいなと話をしていました。今回は、その地域側のニーズをうまく実現してくれています。

第二の点は、学生さんの吸収力と実行力をまざまざと眼にすることができたという点です。ホームページを作ったり、イラストレーターという専門的なソフトを使ってチラシ・ポスターを作ったり、マスコミの方々を集めて記者会見を開いたり。いずれもどの学生さんもやったことはないものでしたが、事業の成功のために意欲的に挑戦されていたと思います。

以上の2点を踏まえ、学生さんたちの取り組みの目的を再確認すると、「12/16のイベントを成功させること」ではなく、「何かをやってみたい学生さんと地域の人々との橋渡しをして、さらなる地域の活性化の担い手を育てること」といえます。そう考えると、本当の成果も見えてくるのはおそらくは数年かかるのではないでしょうか。そのころにはここにいる学生さんも卒業しているのかもしれません。たった半年では成果の本当の実感を得られるかわからないのに、この取り組みに挑戦したカラ破り隊の学生さんに敬意を表したいと思います。